表題のWSの資料を upしましたのでリンクを貼り付けておきます.(10/28/2008)
scribd
以下10/26/2008エントリー分
本日行なわれました平成20年度 第2回 家庭医療後期研修プログラム指導医養成のためのワークショップ での私のセッション、
WS 「働き続けたくなる職場づくり」
医師の継続的な勤務をどう維持するか
モチーベーション・マネジメントを中心に
を組み立てる際に参考にした本を挙げておきます
参考図書
ご参考まで
南房総で雇われの院長そして家庭医を育てるプログラムを運営しています。出家とか何とかより、目の前の問題と精いっぱい向き合うのが何よりも勉強になります。いろいろと人生勉強をさせてくれる全ての人、事、物に感謝。 コメントまでとはいいません.気に入った記事,興味深い記事,へぇ~と思った記事についてはタイトルそばの星マークをクリックして下さると,そのフィードバックだけでblogが続けられます.
表題のWSの資料を upしましたのでリンクを貼り付けておきます.(10/28/2008)
scribd
以下10/26/2008エントリー分
本日行なわれました平成20年度 第2回 家庭医療後期研修プログラム指導医養成のためのワークショップ での私のセッション、
WS 「働き続けたくなる職場づくり」
医師の継続的な勤務をどう維持するか
モチーベーション・マネジメントを中心に
今年のHANDSは第1回を念願の北海道家庭医療学センター(HCFM)の重要拠点である更別村国民健康保険診療所で,行い,HCFMのレジデントの皆さんとも交流をすることが出来た.
以前から親しい山田所長の愛する仕事場とそれを支える更別村の村長はじめ職員の皆さんの愛情(本当に,村を上げて家庭医を育てる.というのがたて前でなく伝わってきました)
診療所は,小回りのきく行政単位だからこその 行政,福祉,医療を一箇所にまとめた建物で,非常に効率よくできている.「ああ,家庭医ならこんな所で仕事すると幸せだろうな」という感じの場所.
その時の活動が,縁あって,HANDSの活動を読売新聞の教育ルネサンスに続き取り上げていただいた.ありがたいことである.
北海道新聞のこの<時代の肖像>シリーズはネットでは公開していないシリーズなのだが,更別村国民健康保険診療所の山田所長が公開許可を取って,彼らのブログにのせて下さった.
どんぐり村の診療所
指導医の養成 ~北海道新聞 2008年8月18日(月曜日)朝刊より~
新聞記事そのものは,クリックで更に拡大すると読めます.
去年は関西家庭医療インタレストグループFPIGとコラボ開催が出来,それに続いて今回HCFMと,意識的にコラボレーションを進めてきた.
今年のHANDSの参加者は狭義の家庭医療,プライマリケアを超えて広義のgeneralistを採用した.
今年のキーワードの一つがcross border collaboration.
最近の ○○○ x △△△ というやつ.
去年のHANDSのキーワードにchange agent(catalyst) というのを挙げた.
「触媒」何かと何かを混ぜ合わせて,化学反応を起こし,またそれを促進するために必要なモノ.
人と人が出会うところで何だか素晴らしい何かが起きる,その切っ掛け作りになれたらと思っている.
今月はHCFMから選択研修でうちに1人レジデントがやってくる.どんな化学反応が起きるのか,楽しみである.
それにしても帰りに小嶋先生と食べた更別の豚丼は美味しかった.
レストハウスかしわ~更別村~
豚丼といえば十勝・帯広 十勝への招待状 - 豚丼(ぶたどん)コーナー
帯広,十勝 豚丼の店
追加)
まるかん人プラト一ク
で北海道新聞全文が読めます。(ありがとうございました)(2008/10/21)
http://marukanpurato-ku.blogzine.jp/marukan/2008/10/post_d6f5.html#more
先週末にHANDS-FDF2007の最終回を終え,うちの後期研修医より一足先に13名の修了生を出した.多くの修了生やadvisory boardの助けあってのことである.
修了生
informalはプログラムへのフィードバックは既にもらったが(改善の余地はまだまだある),これから近日中にformalなフィードバックをもらい来年への構想の種にする.
毎年年4回も沢山の人を動かして,お金と資源を動かして,大変は大変なのだが,最終回のセッションや発現,課題の内容を見るとフェロー達の成長がはっきりとわかる.(なかなか個別に全部フィードバックできないが,殆ど感心するばかり)
最終回ではいつも「教育カリキュラムの評価」のセッションで,何をどのように測定するか(アウトカムをどう設定するか)についてフェローと議論をする.詳細は置いておいて,一つのアウトカムがここにある.
-----------------------
日本家庭医療学会
第3回 若手家庭医のための家庭医療学冬期セミナー
2008年2月9日(土)13時~2月10日(日)13時
http://jafm.org/wakate/touki03/index.html
の講師として多くのHANDS修了生が関わっています.
8つのワークショップ中5つ+閉会講演
講師(指導医を除く)24名中10名
指導医1名(岡田以外)
がHANDS修了生
私も指導医として関わっております.
-----------------------
その他の実績
すごい貢献ではないか.どのようにセッションの内容と担当が決定されたかはわからないが,
希望者先着順であれば HANDS関係者にmotivationの高い人もしくはボランティア精神の強い人が多い
依頼,もしくは選抜であれば,彼らの何らが講師としてのクオリティとして評価されたということ
として良いのではないか.
勿論HANDSの参加者はそもそも,というselection biasを用いての反論も可能である.
前回のentryでも書いたように,自分がこだわるのは,本当にHANDSの効果か,ということより,世の中が変わればそれでよい,つまり研究の視点(新事実の発見 discovory)というより質向上の立場.(application/practice/teaching)
気がついたら5年間日本でFDをやってきたことになる.そして37名が優秀な指導医になる家庭をサポートしたことになる.継続は力なり,数は力なり.
数はまだまだではあるが,「どんな小さな前進であってもいいから,休憩してもいいから絶対に後退しない」のモットーで指導医養成も家庭医の養成も,家庭医療の実践や普及もやってきた.(多少家庭医の養成は迷走中の感はあるが)そうしたら少し一緒に歩いてくれる人が出てきた.飴の一滴一滴が集まってせせらぎに,せせらぎが集まって小川にそうすればいつか大河になる.人間の一生では間に合わないかもしれないけれど,いつかそうなる.そんな根拠のない楽観主義でいられるからずっとやっていける.
なるようになる.なるようにしかならない.出来ることしかできない.
継続は力なり,数は力なり.
「どんな小さな前進であってもいいから,休憩してもいいから絶対に後退しない」
意外に頑固なんです.
読売新聞に連載中の教育ルネサンスで自分のライフワークである、HANDS-FDFをとりあげて頂いた。
教育ルネサンス 医療人を育てる(10)指導医 合宿で鍛える
最初依頼があった時には、医療ルネサンスの間違いでは?とおもったのだが、10回シリーズで医師の養成を取りあげるという。最終回は医師の養成をする指導医を養成するFDにしたい、とのこと。
今回の取材に際して、記者の片山圭子さんにはだいぶ無理を言った。
実際の第3回の京都でのAway(これはけしてhomeではない。)の参加だけだと、その背景や意図が伝わらないからと、事前に半日館山まで来て頂いた。2時間ほど自分の思いの丈をぶちまけてしまった。また京都での第3回は1泊2日の18時間近く+懇親会の全日程に参加下さった。それらの計20時間以上+私が事前に送った多くの資料から、その全体像がカタカナ語に慣れない高齢者の読者まで含めてうまく伝わるように、ほんの1200字程度で伝えなければならない。また、見出しは10字程度で、さらにそれをうまくまとめる必要がある。取材中から見出しについてはずいぶん悩んでおられたが、実際の所は、見出しは別の担当者が決める、とのことで、そこの部分で、我々の熱が伝わり損ねたのかも知れない、という印象はあったが、到底自分にはできる作業ではない。また、新聞記者の仕事についていろいろ教えて頂き、今まで知りえなかった記者という仕事のさまざまな側面を知ることが出来勉強になった。
また、今回は関西FPIGという学生さんの勉強会のメンバーに模擬学習者として参加してもらうことが出来、新たなコラボレーションが実現した、という意味でも意義深かった。
指導医養成といえば岡田、HANDSとピンと来て片山記者に紹介してくださったK医師には感謝。
(細かいことではあるが修了生は19名ではなく21名。)
今回を通じて、また、日常のリーダーシップの中で感じていること。
自分は本当に手短に分かりやすく物事を伝えるのが下手であること。自分の伝えたいこと、いいたいことを分かってもらうために20分も30分もないと無理だ、と思ってしまうために、面倒くさくてそもそも伝える努力を諦めてしまう。そしてそこに齟齬が生じる。悪循環。
何とか今後はもっと短時間でいいたいことをうまくまとめられるよう練習してかなければと思う。書く、伝えることを面倒くさがらずにやっていこう。