2010/01/20

    タバコと環境

以前環境/エコ系のイベント(http://awaour.blogspot.com/)とコラボで出させて頂いた禁煙サポートのブースで健康のことに一切触れずにタバコの害を訴えよう,というコンセプトで作成した資料です。

「あなた自身の健康のために」といっても全く関心を示さない人が「孫のために」「赤ちゃんのために」というと行動変容を起こしてくれる場合がある,という経験から、最近の環境への関心と絡めて「自分のため」ではなく「環境と世界のために」禁煙をと訴えることで、これまでメッセージの届かなかった集団に訴えかけられるのではないか,というのがそもそものきっかけ。調べてみるといろいろありました。

こんな視点から禁煙を訴えるのもアリでは?

自分の健康は自分の好きにするとしても環境に対しては他者への責任が生じるのではないでしょうか。

追記:「自分自身のため」以外の方法として、なかなか検査や薬の増量、通院など納得されない人に、確立された医師患者関係を意図的に利用して,「今回は僕の顔を立てて〜してもらえませんか」という頼み方も家庭医ならではかなと思います。時々利用します。使いすぎるとパワーハラスメントになるので注意。

タバコと環境