2009/12/19

    札幌医大山本教授来る

先日恩師である札幌医科大学地域医療総合医学講座教授の山本和利先生が訪問して下さいました.
何を隠そう私が卒後2年目のぺーぺー(にもかかわらずいきがっていた)の頃に,京都大学総合診療部の助教授として大変多くのご迷惑をおかけした恩師です.(当時は何も分かっていませんでした.済みませんでした....)
本来は昼の特別講演として,山本先生の多読ぶりやカオス理論,患者中心の医療の方法など色々と話を頂きたかったのですが,ご多忙な立場で,半日ちょっとの滞在,かつ,研究のためのインタビューが目的とのことで昼の時間をフォーカスグループに使わざるを得ず,また前夜も私が不在のためおいしいお魚をごちそうできずで,まったくもって失礼な弟子のもてなしになってしまったことが重ね重ね悔やまれます.

さて,簡単な報告が山本先生の教室のブログにあげられています.

2009年12月16日水曜日
研究取材:亀田ファミリークリニック館山
地域こそが最先端!!
札幌医科大学地域医療総合医学講座のブログ


門前薬局は元マク○ナ○ドではなく,KFCなのですが,そこはご愛敬として

シニアレジデントの診察を脇で見学させていただいたが、一人15分の予約患者さんに対して丁寧な診察をしていた。高齢者へのインフルエンザの予防接種の勧めや転倒を懸念して家族に防止策を提案するなど、家庭医らしさを感じる診察風景であった。診察室には同伴者のための座り心地のよさそうなソファが設置されていたのが印象的であった。


とのことでした.

身体がいくつもあれば一人分は山本先生のところで働かせていただきたいと思っているのですがなにぶんまたクローン技術やコピーロボットは存在せず,申し訳ない思いばかりです.館山の地で出来る限りのことを一生懸命やるのが一番の恩返しと信じて.

わざわざお忙しい中遠くまで本当に有り難うございました.