2008/05/18

    Tag Healthcare Management !(blog紹介)

Tag Healthcare Management !(blog紹介)

blog上では匿名なので匿名のままで
先日彼女にSTFMで会って「いつまでも私のblogにリンクを張ってくれない」といわれた.リンクを張るときは紹介のentryを書いたとき.がこれまでの通例.彼女のことを紹介するのに,何からどうやって書いて,どのぐらいまとめればいいのか想像も付かないから結局ずっと書けないでいた.頑張って書いてみようと思う

もうかれこれ6ー7年ぐらいのつきあいになるだろうか.
彼女は僕にとっては運命の人である.そして因縁の人である.
彼女に言わせると僕たちは前世でも関係があって命のやりとりをした,ということになっている.
周りから見ても僕たちは特別な関係にあるのではないか,と勘ぐられてもおかしくないつきあい.実際僕たちは特別な関係にある.但し妻に迷惑がかかったり妻を悲しませるような関係ではない.

conflict managementのセッションをするときに引用する内容で
「人間関係は初めは表面的な物で,深い相互理解に至るにはconflictを経由する必要がある(だから衝突はその為の試金石として前向きに取り組みましょう)」
というのがある.

彼女は僕に会う前から僕のことを嫌っていた.僕はしばらくしてから彼女は苦手なタイプだと思った.当時はそれでも根気よく向き合う若さが自分にあった.
気が付いたら絵に描いたように深い相互理解になっていた.という感じ.
彼女からは絶大なる信頼と許容を感じている.それは私自身の欠点も全部含めた上での許容である.
僕も彼女の欠点は一杯知っているけれど,まあそれはそれで,裏返せば長所ですから,という感じ.
彼女は僕のいるところで家庭医になり(僕が家庭医にしたのかは不明),公衆衛生を学んだ立場から「システムで物を考える」ということばかり話していたせいか,英国へhealth care managementを学びに留学することになった.

現時点では完全に両者が同等であり,お互いに教え,学び,サポートし,尊敬する関係にある.
最近の僕の生き方も随分彼女に影響された.

一体一生のうちでどれだけの人とこれだけの関係が築けるのだろう.

彼女はこの10年ぐらいで大幅に変わった.少なくとも私から見れば.本質は変わっていないかもしれないが,表現型は.それは僕が昔からその本質は変わっていないが,その表現型が10年ほどで大幅に変わったのと似ているのではないかと思う.

今多くの人のキャリアを見ているが医師のキャリアで2回目の重要な時期は6-7年目から10年目ぐらいにあるような気がする.(1回目はもちろん最初の2-3年)

「いつ死んでもいい」が最近の彼女の口癖だが,彼女にはこれからしばらくの間世界に貢献してもらわねばならない.

とにかく彼女はパワフルである.
「日差しが強いほど影も濃い」明るい人ほど内面は傷つきやすかったり,いろんな事を気にしていたりする.彼女も例外ではない.ただ随分丸くなりましたね.年の功か.聞けなくなると寂しくなるのが当時もてあましていた毒舌だったりするのですが...


Tagというnicknameはもちろん彼女の名前から来ているのだが
その意味に付箋,目印,そして注意深くフォローする,という動詞としての意味などがあることも彼女は意図していたのだろうか.
とにかく興味のあるあらゆる事に首をつっこんで足跡を残し,いろんな事をかぎ回っている.

これからも家族ぐるみのつきあいよろしくお願いします.

しかしホントに私的なまとまりのないentryになってしまいました.ま,narrativeも家庭医療の重要な要素ですから.

次はtarogoさんかな...

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