新学期になって、研修終了後スタッフの側に回った人、後輩ができた人など多いと思います。
とりあえず最低限の毎日を乗り気るスキルとして
以下のものを読んでおけば少し気分的に楽だと思います。
まずは型通りにできることを目指してください。個性はその後で。
駆け出し指導医のためのコアスキル
*フィードバック関連
feedback flowchart
フィードバックのためのチェックリスト
効果的なフィードバック(解説/改変)
*マイクロスキル
*目標設定 研修の流れ
学習者のことを患者さんだと思って。
2009/04/23
駆け出し指導医のためのコアスキル
2009/02/05
会議本
今週末 今年度HANDSの最終回のAwayセッションがありますので準備に追われています。
毎年繰り返しのセッションがあるので、その度に昨年の資料を見返して、新たな情報を加えてupdateするのですが、いかに以前の資料は情報源の引用に関してまじめに考えていなかったかがよくわかります。記述の出典がわからずじまいのものは、結局使えないのです。
それから、来年以降どんどん作業量を減らしていくために、そのインフラを作りながらupdateをしています。その分時間はかかりますが、どこかでこの作業に時間を裂いておかないと、いつまでも毎年同じ負担がかかります(本来は第1回目にしておくのが理想)
関連して会議の進め方のセッションの参考にした資料のほんのリストを整備
こちら
会議は最もFD的な能力が総合的に試される場所です。
2009/01/23
Difficult Teaching Encounter
一般にdifficult patientと呼ばれることが多いですが、当事者である時点で自分自身も問題の一部ですから、患者さんが問題とは限りません。組み合わせが単に悪い場合などもありますから、difficult patient encounterというのがPC(politically correct)。
同様に、「あの研修医は扱いにくい」と感じたときに、問題は研修医ではないのかもしれません。そういう意味で、difficult learnerとは呼ばず、Difficult Teaching Encounter(DTE)と呼ぶことを提案しています。
当時から実施していたDTEについてのWSをもとに、
上記の本にDTEのテーマで、章を書かせていただきましたが、その後HANDSのセッションで当時のfellowのN氏に以下の論文
Dean A. Seehusen et al. Teaching the Outstanding Medical Learner. Fam Med 2006;38(10):731-5.
http://www.stfm.org/fmhub/fm2006/November/Dean731.pdf
を指摘され、その後は、それをふまえて、アルゴリズムを書き直し、WSを実施しています。
そのWSの資料を公開。
Difficult Teaching Encounter (この資料のアルゴリズムが最も最新です)
Difficult Teaching Encounter
2008/10/28
平成20年度 第2回 家庭医療後期研修プログラム指導医養成のためのワークショップ 参考図書
表題のWSの資料を upしましたのでリンクを貼り付けておきます.(10/28/2008)
scribd
以下10/26/2008エントリー分
本日行なわれました平成20年度 第2回 家庭医療後期研修プログラム指導医養成のためのワークショップ での私のセッション、
WS 「働き続けたくなる職場づくり」
医師の継続的な勤務をどう維持するか
モチーベーション・マネジメントを中心に
を組み立てる際に参考にした本を挙げておきます
参考図書
ご参考まで
2008/09/01
北海道新聞2008年8月18日<時代の肖像>
今年のHANDSは第1回を念願の北海道家庭医療学センター(HCFM)の重要拠点である更別村国民健康保険診療所で,行い,HCFMのレジデントの皆さんとも交流をすることが出来た.
以前から親しい山田所長の愛する仕事場とそれを支える更別村の村長はじめ職員の皆さんの愛情(本当に,村を上げて家庭医を育てる.というのがたて前でなく伝わってきました)
診療所は,小回りのきく行政単位だからこその 行政,福祉,医療を一箇所にまとめた建物で,非常に効率よくできている.「ああ,家庭医ならこんな所で仕事すると幸せだろうな」という感じの場所.
その時の活動が,縁あって,HANDSの活動を読売新聞の教育ルネサンスに続き取り上げていただいた.ありがたいことである.
北海道新聞のこの<時代の肖像>シリーズはネットでは公開していないシリーズなのだが,更別村国民健康保険診療所の山田所長が公開許可を取って,彼らのブログにのせて下さった.
どんぐり村の診療所
指導医の養成 ~北海道新聞 2008年8月18日(月曜日)朝刊より~
新聞記事そのものは,クリックで更に拡大すると読めます.
去年は関西家庭医療インタレストグループFPIGとコラボ開催が出来,それに続いて今回HCFMと,意識的にコラボレーションを進めてきた.
今年のHANDSの参加者は狭義の家庭医療,プライマリケアを超えて広義のgeneralistを採用した.
今年のキーワードの一つがcross border collaboration.
最近の ○○○ x △△△ というやつ.
去年のHANDSのキーワードにchange agent(catalyst) というのを挙げた.
「触媒」何かと何かを混ぜ合わせて,化学反応を起こし,またそれを促進するために必要なモノ.
人と人が出会うところで何だか素晴らしい何かが起きる,その切っ掛け作りになれたらと思っている.
今月はHCFMから選択研修でうちに1人レジデントがやってくる.どんな化学反応が起きるのか,楽しみである.
それにしても帰りに小嶋先生と食べた更別の豚丼は美味しかった.
レストハウスかしわ~更別村~
豚丼といえば十勝・帯広 十勝への招待状 - 豚丼(ぶたどん)コーナー
帯広,十勝 豚丼の店
追加)
まるかん人プラト一ク
で北海道新聞全文が読めます。(ありがとうございました)(2008/10/21)
http://marukanpurato-ku.blogzine.jp/marukan/2008/10/post_d6f5.html#more
2008/01/11
効果的な会議の方法
FD(faculty development)の領域にadministrationというのがある.これは運営,ということなのだが,その中には会議の運営,というのがある.
もちろんHANDSでも重要な習得課題として,割と時間を割くし,所属法人で地域のケアマネのリーダーなどを対象に開かれる指導者講習でも,効果的な会議の進め方についてのWSを担当させて頂いている.
コツや内容はまた書くとして,参考書は以下のものを一通り読めばよいだろう.(取捨選択して2-3冊)
- 燃える!会議術 早く終わって、結果が出る (PRESIDENT BOOKS)
- 発売元: プレジデント社
- 価格: ¥ 1,000
- 発売日: 2006/09/08
- 売上ランキング: 18445
- おすすめ度
posted with Socialtunes at 2008/01/11
上記2冊は私も所有し,個人的に行っている効果的会議の方法のWSのネタとしています.
1つめに紹介した本の続編.未だ読んでいません.
現在,シゴタノ の抜きが記 http://cyblog.jp/modules/weblog0/ でも,ずっとテーマとなっています.
- 究極の会議
- 発売元: ソフトバンククリエイティブ
- 価格: ¥ 1,260
- 発売日: 2007/08/31
- 売上ランキング: 3733
- おすすめ度
posted with Socialtunes at 2008/01/11
私は未読.おもしろそうです.
- 会議の技法―チームワークがひらく発想の新次元 (中公新書)
- 発売元: 中央公論新社
- 価格: ¥ 777
- 発売日: 2000/02
- 売上ランキング: 21950
- おすすめ度
posted with Socialtunes at 2008/01/11
HANDS修了生M先生の推奨,私は未読.あの「効果10倍」の吉田新一郎
- 会議革命 PHP文庫 (PHP文庫)
- 発売元: PHP研究所
- 価格: ¥ 580
- 発売日: 2004/04/01
- 売上ランキング: 62903
- おすすめ度
posted with Socialtunes at 2008/01/11
pre-HANDS修了生 I先生の推奨,私は未読.
- 会議が変わる6つの帽子
- 発売元: 翔泳社
- 価格: ¥ 1,680
- 発売日: 2003/02
- 売上ランキング: 111513
- おすすめ度
posted with Socialtunes at 2008/01/11
アメリカでは会議の方法論として時々紹介されるsix thinking hats. 名前とコンセプトは知っていますが,今回の準備で原典の翻訳を見つけました.
2008/01/10
ワークショップやセミナーで事前課題を出すか出さないか
HANDS-FDFの修了生たちが、家庭医療学会の若手家庭医部会による冬のセミナーでセッションを行うサポートをしている。事前課題を出すかどうか、ということで、彼らに伝えた私の意見。
-------------------
事前課題について
出来るとよいと思いますが、私個人的にはHANDS以外では事前課題を出すことはほとんどありません。出すとしても移動の新幹線の2時間ぐらいで出来るもの程度です。
理由
1.1回きりのセッションで教育者と学習者の契約、関係、ラポールがそれほど強くない。顔を合わす前から「違和感」や「反感」をもたれ、当日の参加の積極度に悪影響が出る可能性がある。勿論逆もありえますが。
2.事前課題をやってこない学習者は必ずいる。事前課題をやってくることに対して当日のセッションの依存度が大きければ大きいほど、やってこない場合の当日のダメージが大きい。
3.単に医者は忙しい。自分だったらやりたくない(本音)。
従って、事前課題を設定するにしても、
やってきていない人がいても当日臨機応変に対応できるように、想定した教育計画が必要。(当日の5-10分で完成できる。もしくは他の人がやった事前課題を題材にワークをさせてもらう)
ただし、やってこなかった人に対してそのような配慮をすることで、やってきた人が「正直者が馬鹿を見る」にならないような配慮も必要。(自分はわざわざ事前にやってきたのに、当日にやってきていない人の為に貴重な時間を割いた。または一生懸命やった割には、やってきていない人も同じように参加できたし、やっただけの見返りが余り感じられない)
ですから読書課題はそれほど厳密に考えなくてもよいかもしれません。(上記の原則はあくまで成り立つのですが、読んだ人はそれだけ深い理解を得られますので)
大学の講義などの場合は単に宿題をやってこなければその人の評点や単位に悪影響が出るだけで自業自得なのですが、WSはみんなで何かを作る、というと事が目標にあるので事前課題の位置づけが多少違います。
そういうことで、事前課題を設定するにしても、やってこない人の発生リスクをふまえると、やってこなくても大きな影響がないか、その場ですぐ出来るものということになってしまい、要はそんな課題はそもそも、最初からやってこなくてもいいものか、当日その場でみんなでやればいいもの。ということになってしまいます。
---------------------
過去1週間の食べたものをつけてきてもらう、という事前課題の場合を考えると
つけてきてもらうことに非常に依存したセッションの場合でつけてきてくれなかった時にどうするかを考えると良いでしょう。臨機応変にその場で今朝食べたものだけ思い出してもらって、カロリーや栄養素についてマナブ、ということに変更すると、一生懸命にやってきた人はどう思うでしょうか。
管理栄養士さんの栄養指導はどうやっているんでしょうね。
結局講義より、ワークショップの難しいのは一方的なものではなく、双方向なのに、相手がどのように出るかわからない為に、ある程度あらゆる場合を想定して、どのような場合にも対応できるfail safe(失敗しない)セッションを作らなければならないところでしょう。
2007/12/29
教育ルネサンス 医療人を育てる(10)指導医 合宿で鍛える(掲載記事)
読売新聞に連載中の教育ルネサンスで自分のライフワークである、HANDS-FDFをとりあげて頂いた。
教育ルネサンス 医療人を育てる(10)指導医 合宿で鍛える
最初依頼があった時には、医療ルネサンスの間違いでは?とおもったのだが、10回シリーズで医師の養成を取りあげるという。最終回は医師の養成をする指導医を養成するFDにしたい、とのこと。
今回の取材に際して、記者の片山圭子さんにはだいぶ無理を言った。
実際の第3回の京都でのAway(これはけしてhomeではない。)の参加だけだと、その背景や意図が伝わらないからと、事前に半日館山まで来て頂いた。2時間ほど自分の思いの丈をぶちまけてしまった。また京都での第3回は1泊2日の18時間近く+懇親会の全日程に参加下さった。それらの計20時間以上+私が事前に送った多くの資料から、その全体像がカタカナ語に慣れない高齢者の読者まで含めてうまく伝わるように、ほんの1200字程度で伝えなければならない。また、見出しは10字程度で、さらにそれをうまくまとめる必要がある。取材中から見出しについてはずいぶん悩んでおられたが、実際の所は、見出しは別の担当者が決める、とのことで、そこの部分で、我々の熱が伝わり損ねたのかも知れない、という印象はあったが、到底自分にはできる作業ではない。また、新聞記者の仕事についていろいろ教えて頂き、今まで知りえなかった記者という仕事のさまざまな側面を知ることが出来勉強になった。
また、今回は関西FPIGという学生さんの勉強会のメンバーに模擬学習者として参加してもらうことが出来、新たなコラボレーションが実現した、という意味でも意義深かった。
指導医養成といえば岡田、HANDSとピンと来て片山記者に紹介してくださったK医師には感謝。
(細かいことではあるが修了生は19名ではなく21名。)
今回を通じて、また、日常のリーダーシップの中で感じていること。
自分は本当に手短に分かりやすく物事を伝えるのが下手であること。自分の伝えたいこと、いいたいことを分かってもらうために20分も30分もないと無理だ、と思ってしまうために、面倒くさくてそもそも伝える努力を諦めてしまう。そしてそこに齟齬が生じる。悪循環。
何とか今後はもっと短時間でいいたいことをうまくまとめられるよう練習してかなければと思う。書く、伝えることを面倒くさがらずにやっていこう。
2007/10/17
プレゼンテーション必勝スキル
以下の通り,
HANDS-FDFの修了生と少しずつコラボレーションが出来るようになってきた.コラボレーションのおもしろいところは,自分が持っているものを,コラボレーターが,思いもよらない視点で,自分一人では出来ない高見に到達させてもらえることだ.
しっかりと効果的なビジュアルが使われていて,僕が書くよりずっとわかりやすい.
なるほどわかった! 日常診療のズバリ基本講座
第47回 日々の学びを共有できる プレゼンテーション必勝スキル 【齊藤裕之, 岡田唯男(監修)】
レジデントノート2007年11月号 Vol.9 No.8
http://www.yodosha.co.jp/book/9784758104654.html

